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小山帥人のシネマと人権

シネマと人権14:コロナ禍の非正規労働者の立場- 「夜明けまでバス停で」

 コロナ禍で人々の暮らしは大きく変わった。  新型ウイルスへの感染を恐れて密集を避け、旅行、外食、観劇やコンサートなどをなるべく避けて過ごしてきた。その結果、サ...

シネマと人権13:料理に迫るフランス革命の波 「デリシュ!」

 フランス絶対王政の時代、庶民の食事は飢えを満たすのが精一杯で、美味しい料理は貴族と僧侶が味わうものとされた。  まだレストランというものはなく、料理人は貴族の...

シネマと人権12:「FLEEフリー」

ある難民の体験をアニメーションに  過去を偽り、自分を隠して生きねばならない状況は、本人にとってつらいことだ。アフガニスタンからデンマークに移住してきた主人公、...

シネマと人権11:「私はヴァレンティナ」

地域で少数者として生きることの難しさ  最近、若い人がセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)に関心を持ち、積極的に発信するようになった。そのことが世間の風潮...

シネマと人権10:「ガガーリン」‐宇宙飛行士の名前がついた団地の変遷

 ガガーリンという言葉は懐かしく響く。初めて宇宙を飛んだソ連(現ロシア)の飛行士、ガガーリンの名前と、その言葉「地球は青かった」を聞いたのは、60年ばかり前、ま...

シネマと人権9:「ボストン市庁舎」‐アメリカ民主主義の底力が見える

 フレデリック・ワイズマン監督の映画というと、身構えてしまう。なにしろ、ナレーションもインタビューもないのだから、ボケーと見ていられないのだ。短く映し出される看...

シネマと人権8 : この国の政治の澱(おり)を拭い去ることは可能か 『はりぼて』

 日本の政治は、金と権力への欲望によって動かされている。そこでは真摯な言葉は滅多に語られず、虚言と無内容な美辞麗句が用いられる。それは国政だけでなく、地方にも巣...

シネマと人権7:「5月の花嫁学校」-男に従うことを教える教育に叛旗

 時は1968年、フランスでは学生が大学を封鎖し、労働者や市民が街頭を埋め尽くした5月革命の時期だ。  半世紀前のことだが、当時のフランスは驚くほど女性の地位が...

シネマと人権6:ヒトラーの弾圧とユダヤ人差別に抗して生き抜く一家 ~ドイツ映画「ヒトラーに盗られたうさぎ」

 今の日本のきな臭さは1930年代に似ていると言われる。この映画は、ドイツでヒトラーが政権を握る30年代のユダヤ人一家の物語である。主人公は9歳の少女、アンナ。...

シネマと人権5:『レ・ミゼラブル』 悲惨と断絶を直視することから

 映画は2018年のワールドカップでフランスが優勝したときのパリから始まる。「フランス万歳!」の声が街にあふれ、黒人も白人もみんな大喜びだ。主人公の褐色の少年も...

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