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ネパール・前首相への有罪判決にネパール国家人権委員会が批判

  ネパールの汚職管理王室委員会(RCCC)が26日、メラムチ給水プロジェクトに関連する汚職の疑惑でデウワ前首相他3名を有罪とし、前首相に2年間の実刑と9,000万ネパール・ルピーの罰金の判決を言い渡しました。
  デウワ前首相は90年の民主化後に3度首相を務めた人物で、2月1日の国王による非常事態宣言で罷免されています。RCCCは非常事態宣言後に国王の任命 によって設立されていますが法的根拠がないため、その存在自体が非合法であると弁護士協会や政党などが批判していました。今回の有罪判決を受けてネパール 国家人権委員会のカトリ委員長も、RCCCの手法は基本的に不法であり、デウワ前首相らの有罪判決も本質的な誤りであると述べています。
  ネパールの非常事態宣言は4月末に解除されていますが、メディア規制や権利侵害の状況は変わらず、国王主導の体制に抗議し民主化を求める運動が7月頃より拡大しています。今回の有罪判決に対しても抗議する学生と警察の衝突が発生し多数の逮捕者が出ています。

出所:
 South Asia Media Net(英語) RCCC verdict on Melamchi today
 South Asia Media Net(英語) Ex-pm Deuba jailed for graft
 The Himalayan Times(英語) RCCC verdict sparks clashes, closure of Valley colleges

参考:
 ヒューライツ大阪News in Brief(2005年2月) 「非常事態宣言下のネパールに対する国際NGOの意見表明」


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