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2020年10月末現在の外国人労働者数は約172万人-過去最高を更新するも増加率は鈍化

 厚生労働省が2021年1月29日に発表した「外国人雇用状況」によると、2020年10月末現在の外国人労働者数は1,724,328人で、過去最高を更新しました。しかし、増加率は前年比4.0%と、2019年の増加率13.6%に比べて大きく減少しました。
外国人労働者を雇用する事業所数は 267,243か所で(前年比 10.2%増加)、2007年に届出が義務化されて以降、過去最高を更新しました。
国籍別では、ベトナムが中国を抜いて最多となり、443,998 人(全体の25.7%)で、中国 419,431 人(同24.3%)、フィリピン184,750 人(同10.7%)の順です。
在留資格別では、「永住者」や「定住者」など「身分に基づく在留資格」が546,469人、「技能実習」が502,356人、留学生のアルバイトなど「資格外活動」が370,346人でした。
産業別では、「宿泊業・飲食サービス業」が前年比1.8%減の202,913人と新型コロナウイルス感染症の影響を受け、初めて減少しています。
「外国人雇用状況」の届出は、雇用される外国人労働者(特別永住者、在留資格「外交」・「公用」を除く)で、事業主から提出のあった届出件数を集計したものです。
 
<出典>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16279.html(厚労省)
「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和2年10月末現在)

(2021年02月03日 掲載)