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国際刑事裁判所が初めて容疑者を起訴

  国際刑事裁判所(ICC)の検察局は8月28日、今後の武装勢力指導者であったトマ・ルバンガ容疑者を、15歳以下の子どもを兵士として徴募し、入隊させ、敵対行為に参加させた(ICC規定8条「戦争犯罪」2項(d)(vii))として正式に起訴しました。2002年7月にICC規定が発行し、ICCが設立されて以来、初めての起訴になります。
  武装勢力を指導していたルバンガは、検察局によるとコンゴ民主共和国のイツリで、子どもを拉致し、強制的に武装勢力に編入していました。
  2004年にコンゴ民主共和国政府の要請を受け、検察局は武装勢力による犯罪の捜査を行い、2006年1月、ICCの予審部にルバンガの逮捕状を請求しました。同氏は3月にコンゴで逮捕され、ICCの所在地であるハーグに身柄を移送されていました。ベンスーダ副検事は、28日公表したステートメント[PDF124KB]で、 コンゴ民主共和国では2004年から2006年の間に1万8千人の子どもが軍や武装勢力から解放されているとする国連事務総長報告を引用して、この事件が 子ども兵士の問題に光を当てることになると述べています。ルバンガ容疑者については、殺人、レイプや他の犯罪にも関わっているといわれていますが、BBCなどによると、副検事は他の犯罪について捜査はまだ続いており、それらについて今後起訴することもあり得ることを示唆しています
  現在、ICCは、コンゴ民主共和国のほか、中央アフリカ、ウガンダの政府から、またスーダンのダルフールにおける事態について国連の安保理から付託を受けています。

参考:
・国際刑事裁判所8月28日付プレスリリース "Child Soldier charges in the first International Criminal Court case" (英語)
国際刑事裁判所副検事8月28日付ステートメント [PDF 124KB] (英語)
・BBC News 8月28日 "War crime charge for Congo Rebel" (英語)


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