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韓国の全国統一地方選挙で永住外国人が初投票

  06年5月31日、韓国では、道知事(「道」は行政単位の一つ)や市長など自治体の首長、地方議会の議員を選出する選挙が各選挙区で一斉に行われました。今回の選挙は、2005年の公職選挙法改正によって、投票資格が20歳から19歳以上に引き下げられたとともに永住権を持つ外国人にも与えられた後の初めての選挙となりました
  韓国では19世紀末以来、中国から移り住んだ華僑が世代をつないで住んでいますが、これまで外国人に対し閉鎖的な政策や華僑に対する差別が続いてきまし た。民主化や国際化が進む中で、在韓外国人の処遇にも改善が見られ、その一環として2002年に5年以上居住する華僑に永住資格を付与しました。
  実際に投票できるのは、永住権を取得し3年以上在留する外国人となるので、今回は、6,700人余りの対象者の内大半は華僑の人たちでした。また毎日新聞によると日本人は51人でした。韓国社会は外国人労働者や国際結婚の家族などが増加し続け、2004年末の韓国の外国人登録数は48万人余りとなっています。韓国では今後、地方選挙で一票を投じる外国人が増えていくと予想されています。

出所:
アジアで初の外国人参政権 毎日新聞2006年5月26日
ハンギョレ新聞の記事 (韓国語)

参考:
特集:戦後60年のいまと未来を考える Part2 在日問題と日韓関係の未来を考える ヒューライツ大阪・国際人権ひろば第62号(2005年7月発行)
・『日・韓「共生社会」の展望 : 韓国で実現した外国人地方参政権』田中宏・金敬得編, 新幹社, 2006


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