フォーラム2025チラシ(表).pdf
宝塚歌劇に憧れ、華やかな夢を抱いていた少女たちが、戦争という時代に翻弄されていく。
戦後40年近く『歴史』からなかったことにされていた風船爆弾を作った少女たちは、犠牲者だったのか、それとも加害者だったのか。
戦時下の少女たちの知られざる物語が、現代に生きる私たちに、今、問いかけるものとは。
史実に基づいた小説『女の子たち風船爆弾をつくる』を巡って、著書の小林エリカさんが語ります。
日 時:12月 14日(日) 13:30~15:30 (開場13:00)
会 場: ソリオホール( https://takarazuka-c.jp/soriohall/access.html )
(宝塚市栄町2丁目1番1号 ソリオ1・3階)
定 員: 250人(要予約・先着順)
一時保育(1歳~就学前まで)無料 12/5(金)までに要予約
参加費:無料
対 象:どなたでも
申込先:電話0797-86-4006または窓口、
宝塚市立男女共同参画センター 下記ホームページにて受付
https://www.takarazuka-ell.jp/lecture/20251214-forum2025/
主 催:宝塚市立男女共同参画センター・エル https://www.takarazuka-ell.jp/
< 小林エリカさん プロフィール >
1978年東京都生まれ。作家、漫画家、アーティスト。
著書に『マダム・キュリーと朝食を』(集英社2014年)コミック『光の子ども』1~3(リトルモア2013年~19年)ほか多数。
歴史や記憶、放射能等、目に見えないけれど、確実に今に痕跡を遺しているものをテーマに、リサーチに基づく史実とフィクションからなる小説や漫画、映像やドローイング、テキストを交えたインスタレーションなどを幅広く手がける。
<風船爆弾>
太平洋戦争末期に開発された秘密兵器。
和紙をこんにゃく糊で貼り合わせた直径10メートルの巨大な風船に爆弾をぶらさげ、偏西風に乗せて、米国本土を無差別攻撃した。
1944年以降太平洋側から約9300発が発射され、約1000発が米国に到着。
うち1発で民間人6人が死亡。
小説『女の子たち風船爆弾をつくる』(文藝春秋2024年)は、
東京宝塚劇場での風船爆弾づくりに動員されていた「女の子たち」の物語。
(第78回毎日出版文化賞受賞-文学・芸術部門-受賞)