韓国の現代史そして在日コリアンの歴史について精力的に研究し、市民活動でも発信を続けている文京洙(ムン・ギョンス)さんを招いて、済州島の近現代史の基本的なことを話していただきます。ヒューライツ大阪は、近年の移住労働者や結婚移住の受入れ国として韓国の社会の課題と経験を共有し、「多文化共生」に向けた交流プログラムを数年間続けてきました。
ところでヒューライツ大阪のある大阪市は、全国最大のコリアン・コミュニティがあります。済州島出身の人が多いのも特徴です。その済州島は、植民地時代に大阪を含めた日本に、島の全人口の約4分の1が出ていました。そして戦後冷戦時代の1948年に済州島で3万人の島民が軍や警察によって虐殺されたという4.3事件が起きましたが、長い間語ることがタブーでした。「多民族・多文化」のあり方を考えるためにも、大阪との関わりが深い済州島の歴史を学びませんか。
また8月25日~28日に、「移住の視点から見る済州スタディツアー」を企画しています。みなさんの参加をお待ちしています。
○日時: 2009年7月28日(火) 午後6時30分~8時
○報告: 文京洙(ムン・ギョンス)さん(立命館大学国際関係学部教員)
○会場: piaNPO 201号(地下鉄中央線「大阪港駅」下車西へ200m)
○参加費: 300円★ヒューライツ大阪会員は無料です
※ 参加ご希望の方は7月27日(月)までに下記に電話・ファックス・E-mailでお申込みください。
申込・問合せ: 朴 君 愛(パククネ)
<Tel>06-6577-3578 <Fax>06-6577-3583
〒552-0021 大阪市港区築港2丁目8番24号 piaNPO3階
<E-mail> webmail [a] hurights.or.jp