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第3回じんけんカタリバ「虹色はグラデーション~性の多様性ってなんだろう?」を開催しました(12/12)

 ヒューライツ大阪では、世界人権宣言70周年の取り組みの一環として、身近なテーマから人権を考える「じんけんカタリバ」をシリーズで企画しています。
 第3回は、在日外国人が保健や医療にアクセスするための支援と、HIVと共に生きる人の生活支援を行っている特定非営利活動法人CHARMから青木理恵子さん、トシオさん、うっさんをカタリテに迎え、性の多様性について18人の参加者とともに語り合いました。
 自己紹介を兼ねて、カタリテと参加者たちで、子どものころに言われて嫌だった体の特徴などを発表しあい、どんな人であれ、人生のなかで人にからかわれ不本意なレッテルを貼られた経験があることを思い出すと共にその嫌な経験をずっと持ち続けている人たちの苦しさを思う機会となりました。
 カタリテからは、「ゲイであることを親には知られたくなかった」「同性に好意をもつことは許されないことでやめなければいけないと思っていた」「好きなものは好きと言いたかったし、言った」「自分は変ではなく社会がおかしいんだと思った」といった話がありました。参加者から「学校でLGBTについての教育が行われていれば、もう少し子どもの頃の自分が変わったのでは」、「最近はセクシャルマイノリティたちがメディアによく出ているが、そのことについてどう思うか」といった質問があり、カタリテからは「メディアに出ているのは面白く目立つ人だけであり、実際のLGBTはもっといろいろな人がいる」と答えました。
 自分がセクシャルマイノリティであることを、どのように家族や友人が受け容れていくのかという問いでは、当事者でしかわからないことを理解しようとする母親の姿や、いまでも結婚して子どもを授かってほしいと願う家族がいることなどが語られ、家族関係や社会のなかで「他者と違うと感じる」葛藤と向きあい、多様性を受け容れていくことの大切さやむずかしさを、カタリテと参加者で共有しました。
 最後にカタリテが自身の経験として「人権を守るためになにかを始めるのではなくて、自分がおもしろいと思うことをまずやってみる。そこからみんなに人権について気づいてもらえればいい」と考えてゲイ・パレードに参加したことを述べ、人権とはなにかをいろいろな視点で考えることができた有意義なカタリバとなりました。

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