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ヒューライツ大阪は
国際人権情報の
交流ハブをめざします

ユネスコ/KOICA(韓国国際協力団)共同フェローシッププログラムに参加しました(8月21日~22日)

アジア太平洋国際理解教育センター(The Asia-Pacific Centre of Education for International Understanding、以下APCEIU)は、韓国政府の支援を受けて、国際理解のための研修および研究プログラムや、アジア・太平洋地域におけるグローバルシティズンシップ教育(以下、GCED)を提供しているユネスコ提携機関です。APCEIUは、オンラインを活用してGCEDについて学ぶ、教育関係者を対象にしたプログラムを開発しており、ヒューライツ大阪の主任研究員ジェファーソン・R・プランティリアは、その中の「GCEDにおける人権」コースを担当することになりました。

コースのうちの実地セッションとして、プランティリア研究員は、2017年8月21日から22日までの2日間、APCEIUが韓国で開催した2017年ユネスコ/ KOICA共同フェローシッププログラムにファシリテーターとして参加し、ユネスコが提唱しているグローバルシティズンシップ教育における「人権」の2つのセッションを担当しました。プログラムには、14カ国のアフリカの国々とアフガニスタン、ブータン、バヌアツから25名が参加しました。

「人権」セッションでは、国際人権基準に結びついた歴史的起源となる思想が取り上げられました。紀元前3世紀のアケメネス朝ペルシャのキュロス大王の功績をたたえる円筒である「キュロス・シリンダー」やインドの「アショーカ王碑文」、12~13世紀マリ帝国の「クルカン・フーガ憲章」やイランの詩人サアディーによる詩、16世紀のベトナムの黎朝刑律、そして1922年の日本の「水平社宣言」等の資料を使い、人権概念が欧米以外で存在してきた事例が説明されました。アフガニスタンからの参加者は、「全ての人間は平等であり、互いのことを思いやりあうものだ」というサアディーの詩をアラビア語で朗読しました。

また、各国の言語で「人権」という言葉がどのように表現されているかを発表するワークショップが行われ、参加者全員がそれぞれの言語における人権という言葉について説明しました。グループワークでは、教育関係者が、無理なく世界人権宣言を理解できる教育方法についてプレゼンテーションが行われました。

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人権に関するプレゼンテーション

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プレゼンテーション後の議論

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グループワーク

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グループによるプレゼンテーション

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交流セッション

22日には、APCEIUのスタッフが、プランティリア研究員の自己紹介と彼が担当するGCEDオンラインコースの3つのセッションについての簡単な説明を録画しました。このビデオは、APCEIUの「GCEDにおける人権」のオンラインコースで使用されることになります。

ヒューライツ大阪の英語版の記事から翻訳・加筆しました。