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「SDGs 実施指針改定のための意見・提言書の提出にむけたフォローアップ勉強会」を共催しました(9/27)

 関西NGO協議会は、政府が2023年に「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」の改定を計画していることを受けて、意見や提言の提出に向けたオンライン勉強会を9月27日に開催しました。ヒューライツ大阪は、「持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム」(JYPS)とともに共催しました。
 「SDGs実施指針」の改定をめぐり、行政、NGO/NPO、有識者、民間セクター、国際機関などの関係者からなるSDGs推進円卓会議の民間構成員が中心になり第1回「SDGs実施指針に関するパートナーシップ会議2022」が7月27日に開かれました。この会議では、企業/ビジネスセクター、市民社会、メディア、学生など約220名が参加し、SDGsを構成する5つのP、「人間(People)」、「繁栄(Prosperity)」、「地球(Planet)」、「平和(Peace)」、「パートナーシップ(Partnership)」をテーマに5つの分科会に分かれ、実施指針の改定に盛り込むべき優先課題やフォローアップ体制について活発な議論が行われました。
 第2回会議が10月後半に計画されており、SDGs推進円卓会議民間構成員は第1回目の議論を踏まえ、「最終とりまとめ」を作成し、岸田文雄総理が本部長を務める政府のSDGs推進本部に提出する計画です。
今回の勉強会は、「平和(Peace)」の課題、すなわちSDGs16(平和と公正をすべての人に)に焦点を置き、SDGsに関わる提言活動に関わるNGO関係者が発題しました。約40名が参加しました。
 民間構成員は、9月6日から10月17日まで、第2回会議での議論により多くの意見を反映させるため、日本のSDGsの取り組みや政策についての提言を各団体・各ステークホルダーより募集しています。提出フォームは以下のサイトにあります。
https://www.japan.coop/wp/11725 (日本協同組合連携機構(JCA))

【勉強会のプログラム】
2023年SDGs実施指針改定にむけて~その課題と展望、そして、今考える市民社会の役割について~
   稲場雅紀(SDGs推進円卓会議構成員・GII/IDI懇談会NGO連絡会)
現行実施指針の課題と改定の論点
(1)「人権の主流化、世界の潮流と日本の現状」 藤本伸樹(ヒューライツ大阪)
(2)「次世代・ユース"意味のある"参加の実現」 鈴木千花(SDGs推進円卓会議構成員・JYPS)
(3)「暴力のない平和で公正な 世界と日本」~核兵器廃絶の視点と日本の役割~
高橋悠太(KNOW NUKES TOKYO)
(4)「住民・当事者・将来世代の意思が反映される社会~地域住民・当事者の声を政策につなげる~」   中島恵理(信州大学)
(5)「誰もが尊厳を持って生きられる社会~たとえば、LGBTQ+の視点から~」
松中権(プライドハウス東京)

<参考>
https://www.japan.coop/wp/11725
SDGs実施指針改定に関するパートナーシップ会議(第2回)に向けて日本のSDGsの取り組みや政策に関する提言を募集します (日本協同組合連携機構(JCA))
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sdgs/index.html
持続可能な開発目標(SDGs)推進本部 → SDGs実施指針改定版 (首相官邸)
2016年12月22日 SDGs推進本部決定、2019年12月20日 一部改定