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韓国スタディーツアー感想

西尾真理

ナヌムの家にて
ナヌムの家にて
* ナヌムの家
  私がこのツアーに参加した理由の一つにナヌムの家訪問があります。私は大学で「慰安婦」について勉強しており、実際に訪れてみたいという思いがありました。実際に訪れたナヌムの家は私のイメージと異なっていました。まず、たくさんの学生がいたことに驚きました。ハルモニが話してくださったことから感じたことは、「慰安婦」問題は今の問題であり、今もハルモニたちは闘っているということです。私は、過去の過ちを繰り返してはいけないということだけでなく、今何かをしなければならないということに気付かされました。

* 西大門刑務所跡記念館
  刑務所跡記念館では、日本軍がこんなにもひどいことをしたのかということと同時にその展示方法に衝撃を受けました。日本軍の蝋人形はほんとに怖そうだったし、ちょっと演出しすぎでは、とかんじる部分もありました。しかし、この刑務所で拷問を受け死んでいった人々のことを考えれば、これでもたりないかもしれないとも考えられます。歴史をどのように示すのかということは、難しい問題で一概にどれが正しいとは言えないのではないかと感じました。
  最後にこのツアーで一番良かったことは、いろいろな人が参加していたことだと思います。住む場所も年齢も国籍も職業も違う方々と意見交換ができる場所は日常生活ではあまりないような気がします。同じ学生でも他大学の学生と話し合える場はなかなかありません。そのような時間を過ごせたことは、貴重な経験だったと思います。また、韓国の学生と交流できたことは、本当によかったと思います。韓国の若者文化に触れることができました。また、カラオケやサウナなどに案内してくれ、韓国の学生たちのおかげで、このツアーがさらに楽しいものになったと思います。このツアーに参加できて本当によかったです。