日本や韓国、台湾では近年、他のアジアの国々から国際結婚を通じた女性の移住が急増しています。また、グローバル化の進行とともに、家族を伴って越境する移住労働者も徐々に増加しています。
そうした人々の受入れ国となっている日本、韓国、台湾において、DVやいじめがなく、お互いが尊重し合える、人権が保障された共生社会を実現していくためには、地域社会におけるどのような施策や取り組み、国のシステムなどが必要なのでしょうか。このシンポジウムでは、結婚移住者や移住労働者など多様な文化的背景を持った人びとが、どんな状況で生活しているのかを認識するとともに、それぞれの地域における取り組みを交流させながら、共通の課題について考えていきます。
【日時】:2008年10月18日(土)午後1時30分~5時(12時30分より受付)
【訪問地】:とよなか男女共同参画推進センター「すてっぷ」5Fホール (定員80名)
【プログラム】
第一部: 韓国、台湾、日本における状況と課題
報告者:金賢美(キムヒョンミ)(韓国、延世大学副教授・ジェンダー研究所所長)
夏曉鵑(シャーシャオジュエン)(台湾、世新大学社会発展研究所副教授、南洋台湾姉妹会理事)
三木恵美子(弁護士、NPO法人女性の家サーラー理事長)
第二部: 現場からの報告
報告者:日本に在住する外国人女性(予定)
川畑真理子(とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ相談担当主任)
全体討論
コーディネーター:榎井縁((財)とよなか国際交流協会事業課長)
※日英の同時通訳があります
【参加・資料代】: 500円
【申込先】:ヒューライツ大阪
Tel/ 06-6577-3578, Fax/ 06-6577-3583, Eメール/webmail [a] hurights.or.jp
〒552-0007 大阪市港区弁天1-2-1-1500 オーク1番街15F
要申込み:10月17日までにTel、Fax、またはEメールにてお名前と連絡先をお知らせのうえお申込みください (先着順)
※申込にあたってお預かりする個人情報は、本事業の目的以外に使用することはありません。
【主催】:(財)アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)、(財)とよなか男女共同参画推進財団、(財)とよなか国際交流協会
【協力】:大阪府立大学女性学研究センター、梨花女子大学アジア女性学センター(韓国)
【交通アクセス】:大阪府豊中市玉井町1丁目1番1-501号 Tel/06-6844-9773 阪急豊中駅おりてスグ
略図 http://www.tcct.zaq.ne.jp/toyonaka-step/guide/access.html