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ESD&多文化教育教材づくりセミナー『ワークショップ版・世界がもし100人の村だったら』を活用して、教材づくりに挑戦しよう!

8月10-11日、ESD&多文化教育教材づ くりセミナーを開催しました(概要報告)

さる8月10日、11日の2日間にわたり、ヒューライツ大阪と府立人研(大阪府立学校人権教育研究会)が共催して、「ESD&多文化教材づくりセミナー」 を行いました。以下は、その概要です。

○ 1日目の午前中は、DEAR(開発教育協会)の上條直美さんの進行で、参加者が「地球がもし100人の村だっら」のワークショップを体験しました。ベスト セラーとなった『世界がもし100人の村だったら』(池田香代子編、マガジンハウス刊)をベースに開発教育協会(DEAR)が作成した参加体験型のワーク ショップのプログラム集『ワークショップ版・世界がもし100人の村だったら』を活用したワークと、上條さん自作のパワーポイントを使った的確な問いか け、解説で楽しく学びました。また、上條さんからは、原作(『世界がもし100人の村だったら』)の枠組みを乗り越える工夫をすることが、よりよい教材づ くりにつながるとのアドバイスももらいました。

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○ 午後からは、いよいよ教材づくり開始。参加者がそれぞれの関心を整理して、「教育」、「ストリートチルドレン」、「幸福感」の3つのグループに分かれて教 材を考えることになりました。なかなかアイデアがまとまらず苦労をしながらも、参加者が知恵を出し合って、それぞれの持っているイメージを教材にしていき ました。
  2日目の終わりには、それぞれが作った教材を発表し、参加者全員で意見交換を行いました。

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○ 参加者からは、「以前に同じワークショップを受けたが、今回のほうが心に響いた」、「いろいろな視点からアプローチする教材の可能性を感じることがで き、とても有意義な時間をすごせた」などという感想が出されました。

今回は、高校教員以外にも、NGOのスタッフや小学校の先生、大学生や民間企業勤務の方など幅広い方々に参加していただいたので、教材を作るだけでなく、それぞれの立場で国際人権をどう考えるのかということについても学ぶことができた2日間でした。