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シンポジウム&意見交流会「日韓の#MeToo運動を通じて性暴力根絶への道を探る」を開催しました(3/16)

 2019年3月16日、ヒューライツ大阪は、大阪市立大学人権問題研究センターと大阪府立大学女性学研究センターとの共催により、シンポジウム&意見交流会「日韓の#MeToo運動を通じて性暴力根絶への道を探る」を、大阪のドーンセンター特別会議室で開催しました。
 第1部のシンポジウムでは、3つの報告があり、コーディネートは伊田久美子・大阪府立大学教授が務めました。まず、「韓国の#MeToo運動」というタイトルで、韓国NGO「参与連帯」共同代表であり、教育部(省)のセクハラ・性暴力諮問委員会委員長である鄭康子(チョン・カンジャ)さんから、2018年の初め以降、韓国社会を大きく揺るがしている#MeToo運動の経過と女性団体が要求している政策、そして学校での性暴力告発である「スクール#MeToo」の現状と解決に向けた動きについての報告がありました。

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 2番目に、「安熙正(アン・ヒジョン)前忠清南道知事による性暴行事件の共同対策委員会の活動を中心に」というタイトルで、NGO「韓国女性民友会」付設機関の性暴力相談所スタッフである鄭叡源(チョン・イェウォン)さんから、当該の性暴行事件に関する共同対策委員会のメンバーとして被害者を支え、ともに裁判を闘ってきた活動についての報告がありました。
 3番目に、「日本の#MeToo運動とメディアの女性たちの活動」というタイトルで、ジャーナリストで、「メディアで働く女性ネットワーク」代表世話人の林美子さんから、日本における性暴力・セクハラをめぐる事件と#MeToo運動で立ち上がった女性たちの行動が紹介され、「メディアで働く女性ネットワーク」設立経緯と活動、性暴力をなくすための提言とキーワードである「権力」を理解する重要性についての報告がありました。その後、会場との質疑応答を行い、3時間のプログラムを終えました。

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 第2部は、報告者と参加者がグループに分かれ、グループのメンバーを交替しながら2時間の意見交流の時間をもちました。各グループで、韓国の報告者への質問やそれぞれの#MeToo運動との関わり、性暴力の現状と解決に向けての意見などが活発に出し合われました。

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 参加者は第1部が63人で、2部が33人でした。参加者のアンケートでは、「韓国の運動の報告に勇気づけられた」「日韓の両方の#MeToo運動を知ることができ、勉強になった」などの声が寄せられました。第1部の最後には、韓国からのゲストの鄭康子さんから「性暴力は、地域を超え、時間や空間を超えた問題である。今日の集まりを通じて、韓国の#MeToo運動とはまた違った形で、日本のやり方で力強く運動が展開される可能性を確認した。そこに女性運動の連帯があるし、女性運動は連帯していかなければならないのです」というメッセージが語られました。

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