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セミナー「足もとの人権を国連につなぐ~地域で国際基準を根付かせるために」(1月7日)

 ヒューライツ大阪は、1月7日、反差別国際運動(IMADR)ジュネーブ事務所職員の小松泰介さんを講師に、「足もとの人権を国連につなぐ~地域で国際基準を根付かせるために」を開催しました。小松さんは、マイノリティコミュニティや人権NGOなど、差別や人権問題に取り組むさまざまな国の市民社会組織が国連の人権システムを使って問題解決を図ることができるようにサポートしています。

 今回は、国連の人権システムに関する構造と、人権理事会や条約実施機関の役割、そこにおける市民社会組織の役割・可能性について、人種差別撤廃委員会の日本審査(2014年8月)や、IMADRと市民外交センターの支援を受けて翁長沖縄県知事が行った国連人権理事会での声明発表(2015年9月)などの具体的経験を挙げながら説明が行れました。また、国連の社会権規約委員会や自由権規約委員会を使って人権状況改善に取り組む参加者からの活発な意見も出ました。セミナーには、2016年2月の女性差別撤廃委員会の日本審査に参加するNGO関係者や大学院生など20名が参加しました。

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<セミナー概要>
日時:2016年1月7日(木)午後6時30分~8時30分
会場:ヒューライツ大阪・セミナー室
講師:小松泰介さん(反差別国際運動(IMADR)ジュネーブ事務所、国連アドボカシー担当)
主催:(一財)アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)