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CSRシンポジウム「広がる企業の人権・労働課題―CSVはCSR課題を解決できるか」(3月13日)を開催しました。

3月13日にヒューライツ大阪は、一般財団法人CSOネットワークと共催して、CSRシンポジウム「広がる企業の人権・労働課題―CSVはCSR課題を解決できるか」を開催しました。あいにく雨が降り続く天気でしたが、企業のCSR担当者、人権啓発担当者、NPO/NGO関係者など55名の参加があり、会場がほぼ満席の状況でスタートしました。

プログラムは、松岡秀紀・ヒューライツ大阪嘱託研究員の司会で進行し、まず「基調講演」として「バリューチェーンに広がる人権の課題―ビジネスと人権に関する指導原則から考える」というタイトルで、白石理・ヒューライツ大阪所長が、国連で採択された「ビジネスと人権に関する指導原則」のダイジェスト版も活用しながら話しました。次に、「CSRとCSVの位置関係」というタイトルで、川村雅彦・株式会社ニッセイ基礎研究所上席研究員が「問題提起」をしました。続いて、「CSRとCSVに関する原則」の提言が説明されました。特に、ハーバード大学のマイケル・ポーター教授が提唱した「CSV(共有価値の創造)」は、CSRの代替とはならず、両者は位相の異なるものであることが強調されました。人権を重要な要素の一つとしているCSRやISO26000は、これからも企業活動に欠かすことができないということでもあります。

パネルディスカッションでは、「CSVはCSR課題を解決できるか―CSRの進むべき方向を考える」というテーマ設定で、まず冨田秀実・LRQAジャパン経営企画・マーケティンググループ統括部長と黒田かをり・CSOネットワーク理事・事務局長が、それぞれの立場からCSVに関してコメントしました。次に、4人のスピーカーが、参加者からの質問に答えるかたちで議論を進めていきました。きわめて多くの質問があり、パネリスト相互の議論が十分にできなかった面はありましたが、参加者のアンケートでは「よく理解できた」などの感想がありました(下記参照)。大阪に続いて、5月21日には東京で同様の趣旨のシンポジウムを開催する予定です。

【アンケートから】
「最近気になっていたCSR、CSV、人権の関係性が整理され、よく理解できた」
「CSRとCSVの違いが少しずつ見えてきました」
「人権をちゃんと説明している点がよいと思いました」
「CSRをさらに理解できました」
「非常にわかりやすく説明していただきました」
「CSRとCSVを見直す良い機会になりました」
「概念的な説明が多かったが、もう少し具体例を詳しく知りたかった」
「パネルディスカッションではなく4名の講演の方がよかったのでは」

 

CSRシンポジウムのようすパネルディスカッション


 

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