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第4回世界人権セミナー「フィリピンでつづく組織的な人権侵害~現地からの叫びに国際社会と日本はどう対応できるのか」を共催しました(12/7)

 2023年6月末にマルコスJr.(ボンボン・マルコス)氏がフィリピン大統領に就任して以来、約1年半が経過しました。1965年から1986年まで約20年間にわたり独裁体制を敷いてきたフェルディナンド・マルコス元大統領の息子の政権下で、人権状況がどのようになっていくいくのか、国際社会から注目されています。
 フィリピンの人権状況に関して、国際環境NGO FoE Japan、立教大学異文化コミュニケーション学部、ヒューライツ大阪などの協力で2020年から毎年、人権デー(12月10日)にあわせセミナーをオンラインで開催してきました。今回はその第4回目として、12月7日に「フィリピンでつづく組織的な人権侵害~現地からの叫びに国際社会と日本はどう対応できるのか」をテーマに、フィリピン政府機関も関与する人権侵害の被害の真っ只中にいるミンダナオのバナナ生産者労働組合のポール・ジョン・ディソン代表はじめ3人のリーダーをスピーカーに迎え、石井正子(立教大学)さんによる解説と通訳を通じて現場の生の声を聞きました。
 また、藤本伸樹(ヒューライツ大阪)が、国連や国際刑事裁判所(ICC)によるフィリピン政府への働きかけについて、波多江秀枝(FoE Japan)さんが、人権・環境擁護者やジャーナリスト、弁護士などに対する超法規的殺害や強制失踪などの人権侵害が各地で続いているという状況について報告しました。さらに、フィリピンへの政府開発援助(ODA)の最大供与国である日本は、ODAに加えて、安全保障上の能力向上を目的とした新たな「国際協力」の枠組みである政府安全保障能力強化支援(OSA)のもとで、フィリピン国軍に防衛装備品を供与することが決まっていることから、人権侵害への懸念を指摘するとともに、日本にいる私たちに何ができるのかについて問題提起を行いました。
 視聴者は約90人でした。当日のプログラムは以下のとおりです。各報告者のレジュメ・資料のデータを添付します。

日時:2023年12月7日(木)19:00~21:00
<プログラム>
1.開催趣旨、プログラム紹介、注意事項等
2.国連の警鐘を聞き流しフィリピンにODAを続ける日本
   藤本伸樹/ヒューライツ大阪(一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター)国連の警鐘とODAを続ける日本.pdf
3.ミンダナオからの現地報告:組織的な人権侵害の実態(逐次通訳)
   石井正子/立教大学ミンダナオからの現地報告解説&ビデオメッセージ翻訳.pdf
   ポール・ジョン・ディソン/ナマスファ代表(ビデオメッセージ)
   ジャミラ・セノ/ナマスファ理事ジャミラ & メロディ メッセージ 翻訳.pdf
   メロディ・グマノイ/ナマスファ書記及びダバオ・デ・オロ女性労働組合代表
4.他地域の状況と人権侵害への日本の加担の可能性
   波多江秀枝/FoE Japanフィリピン人権_foe.pdf
5.質疑応答
6.お知らせ、閉会

共催:国際環境NGO FoE Japan、一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター、立教大学異文化コミュニケーション学部、アジア太平洋資料センター(PARC)

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