企業は人権を尊重する責任があるとされる。しかし、その責任を果たすためには、「人権」とは何かについての理解、とりわけ企業活動と「人権」との関わりについての理解が不可欠である。ところが、日常的な「人権」の理解やイメージと、「企業と人権」の取り組みの中で求められる「人権」の理解とは、必ずしも一致しているわけではない。企業には、広く深く「人権のレンズ」=人権感覚をもって日々のあらゆる企業活動をみていくことが求められている。
このワークショップは、バリューチェーンからみた企業の事業活動の中に、どのような「人権」の問題があるのかについて参加者の「気づき」を促すことを目的としている。CSRに取り組む企業にとっては社員研修にとり入れることでCSRの社内浸透を図ることができる。また、実務経験のない学生にも、内容を工夫することによって、「企業と人権」についての理解を促すことができる。
【前提】
【準備】
【展開】