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アリ・ジャンさんの難民認定をめぐり法務省が控訴

  東京地方裁判所は、01年にアフガニスタンから逃れて日本で難民申請をしていたアリ・ジャンさんに対して難民と認定する判決を05年11月11日に出しま したが、訴訟の代理人を務める東京の児玉晃一弁護士によると、これを不服とする法務省および同入国管理局は11月25日に控訴の手続きをとりました。この 結果、アリさんの難民認定の可否は東京高裁で争われることとなりました。
  東京地裁判決が出た直後からアリさんを支援する市民団体では、杉浦法務大臣と三浦入国管理局長に対して「東京地裁の判決を尊重して難民認定をする」、「控 訴を行わない」ことを要請する署名キャンペーンを行ってきましたが、11月10日までに集約し提出した署名数は7,592通に達していました。

参考:『母さん、ぼくは生きてます』のアリ・ジャンさんを、東京地裁が難民と認定 ヒューライツ大阪ニュースインブリーフ(2005年11月18日)

(2005年11月07日 掲載)