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国際人権ひろば No.73(2007年05月発行号)

ヒューライツ大阪からのお知らせ

■ヒューライツ大阪がバンコクで南アジアの教員研修教材の専門家会議を開催


  ヒューライツ大阪は、07年3月21日と22日にタイのバンコク・ユネスコ事務所で、南アジアの人権教育のための教員研修教材に関する会議を開きました。この会議は、06年11月18日に大阪で開催した「人権教育国際会議2006」の関連事業として19日に海外ゲストとヒューライツ大阪のスタッフが「教員研修における人権教育」について開いた会議をフォローアップするもので、ヒューライツ大阪のジェファーソン・プランティリア主任研究員が企画しました。
  バンコク会議に参加したのは、ネパール教育省のソビエト・ラム・ビスタさん、インドの教育研究及び研修国家評議会のプラナティ・パンダさん、バングラデシュの農村前進委員会のサクハワット・フセインさん、スリランカのコロンボ大学のラビンドラ・フェルナンドさん(いずれも「人権教育国際会議2006」の海外ゲスト)、およびユネスコ事務所のヨハン・リンドバーグさんでした。
  会議では、今回開発しようとする教材は、教員養成大学などで教える教員向けのものとすること、教案にはこれまで南アジアで具体的に実践してきた人権教育を取り入れることなどが確認されました。また、制作された教材は、特別なもの(孤立した存在)として扱われるのではなく、人権教育を教育システムの主流に乗せていくべきであるという基本的考えで一致しました。
  今後の具体的な編集作業のための役割分担を決め、07年12月の完成をめざしています。