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人権に関する国連特別報告者、特定秘密保護法案について懸念を表明

 現在、衆議院で検討されている特定秘密保護法案について、11月22日、国連人権理事会の特別報告者が重大な懸念を有していることを表明しました。
 ラ・ルー・表現の自由に関する特別報告者とグローバー・健康の権利に関する特別報告者は、国家の安全保障のために、秘密保護が例外的に必要となる場合もあるが、人権基準に照らして、公務員は最大限公開するという原則にそって行動をとらなければならないと述べ、日本政府に対して法案に関してさらに情報提供を求めました。
 ラ・ルー特別報告者は、この法案では、何が秘密に特定されるかについて広範で曖昧な根拠が設定されており、内部告発や報道するジャーナリストに対する脅威となり得ると述べ、透明性が民主的な政治の核心であることを強調しました。
 グローバー特別報告者は、災害などの事態では、人びとが自分の健康について適切な判断ができるよう、継続的でタイムリーな情報を提供することが不可欠であると述べています。2012年11月に日本を訪れ、福島原発事故による住民の健康などについて視察や聞き取りを行っています。
 また、11月22日には、表現の自由に関する国際NGOのArticle19(19条)が、同法案が、表現の自由や知る権利に反し、報道の自由の保護も極めて弱いなどの点をあげ、同法案に反対するよう求める声明を発表しています。(11月25日)

出所:
 「Japan: “Special Secrets Bill threatens transparency” – UN independent experts」OHCHR 11月22日付 http://www.ohchr.org/EN/NewsEvents/Pages/DisplayNews.aspx?NewsID=14017&LangID=E
和訳 国連特別報告者声明「秘密保護法」」.pdf
 「Japanese Parliament must reject new secrets bill 」(Article 19)http://www.article19.org/resources.php/resource/37346/en/article-19-urges-japanese-parliament-to-reject-new-secrets-bill
和訳 (訳:藤田早苗、高橋宗瑠) ARTICLE19.pdf

参考:
健康の権利に関する特別報告者 日本訪問報告(2013年6月) (ヒューマンライツナウ)http://hrn.or.jp/activity/topic/post-213/


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