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災害後・紛争後の人権に関する調査などについて決定、国連人権理事会諮問委員会

 8月12日から16日まで、国連人権理事会諮問委員会の第11会期が開催されました。この機関は人権理事会の諮問機関として人権の課題について、人権理事会の要請を受けて調査や調査に基づいて提言を行う個人の専門家による委員会です。2008年8月に第1会期が開催され、これまでに、ハンセン病差別の撤廃に関する原則と指針、人権教育・研修に関する宣言案、食糧の権利に関する調査報告、平和に対する権利の宣言案などを作成してきましたが、2012年8月の第9、2013年2月の第10会期では、新しい課題の要請がないことが報告されていました。
 今会期には、人権理事会から災害後、紛争後の人権の伸長・保護、人権の分野における国際協力、腐敗の人権の享有に対する否定的影響に関して、調査報告などを求める要請が出されていました。災害後、紛争後の人権の伸長・保護については、国連機関や各国の実践などからベスト・プラクティスに関する研究調査が要請されています。人権の分野における国際協力に関しては、委員会は既に調査をはじめていますが、2月に人権高等弁務官事務所が開催したセミナーをうけて、さらに人権理事会など国連の人権に関係する機関の間の協力も含めた、国際協力や対話の拡大に取り組むべき分野などについて調査が求められています。腐敗の人権の享有に対する否定的影響についても、3月にパネルが開催されており、委員会には、調査の上、今後人権理事会でどのように議論すべきなど勧告するよう要請が出されています。
 委員会は政府代表、人権高等弁務官事務局の担当官や条約機関の委員と話し合い、それぞれに起草グループを作り調査報告を作成することを決定しました。(8月20日)

出所:
Human Rights Council Advisory Committee concludes eleventh session by taking decisions on three texts、8月16日付、国連人権高等弁務官事務所
http://www.ohchr.org/EN/NewsEvents/Pages/DisplayNews.aspx?NewsID=13635&LangID=E
 
参考:
「人権教育・研修に関する宣言案などについて採択、国連人権理事会諮問委員会第4会期」ヒューライツ大阪ニュースインブリーフ(2010年2月)https://www.hurights.or.jp/archives/newsinbrief-ja/section1/2010/02/4.html
「ハンセン病差別撤廃のための原則・指針案などを採択、人権理事会諮問委員会第5会期」ヒューライツ大阪ニュースインブリーフ(2010年8月)https://www.hurights.or.jp/archives/newsinbrief-ja/section1/2010/08/5-2.html


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