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食糧の権利、平和の権利などを検討、国連人権理事会諮問委員会第7会期

  国連人権理事会の諮問委員会第7会期が88日から12日まで開催され、平和の権利や食糧の権利と農村地で働く人の権利、人権に関する国際協力および連帯などについて検討しました。
 食糧の権利は、諮問委員会が第1回から取りあげているテーマで、この権利の文脈における差別に関する調査報告などが既に作成されています。今会期では、農村地で働く人の権利に関する予備調査と深刻な栄養不良とノマ(壊疽性口内炎、水癌)を例とする小児疾患に関する予備調査が提出されていました。
 農村地で働く人の権利に関しては、土地に対する権利の確保の重要性などが指摘された他、東アフリカにおける飢饉に関する懸念があげられています。一方、栄養不良と小児疾患に関する調査には、ノマといわれる栄養不良によって起こる子どもの口から顔に起こり、死をもたらす病気を例にとって、栄養不良と小児疾患と人権の関係を検討しています。報告は、世界に2千万人の子どもが深刻な栄養不良であると推定し、それ自体医療的に深刻な状態であるほか、他の疾病と関連して子どもの生存や発育に大きく影響することが指摘されています。そのような状況に対し、国家は例えば、子どもの健康の権利に関する子どもの権利条約24条やすべての者の飢餓を免れる権利に関する社会権規約の11条2項などの義務を負っていることがあげられています。報告は、国内に栄養不良の割合が高い国やドナー国に栄養不良に対する取り組みを強化し、依存度を高めるのではなく、個人が自分たちで食糧を得るのを可能にする方向で、食糧の支援を拡大することなどを勧告する他、栄養不良、特にノマに罹った,あるいは罹るおそれのある子どもの保護に関する人権枠組みを提案しています。さらに、諮問委員会はアフリカ北東部の食糧危機に関して人権理事会の特別会期を開催するよう書簡を決めました。
 また委員会は、平和の権利に関して、平和の権利に関する宣言案を検討しました。(8月23日)

出所:
Human Rights Council Advisory Committee concludes seventh session 国連人権高等弁務官事務所 8月12日付プレスリリース http://www.ohchr.org/en/NewsEvents/Pages/DisplayNews.aspx?NewsID=11304&LangID=E
人権理事会諮問委員会第
7会期 (OHCHRhttp://www2.ohchr.org/english/bodies/hrcouncil/advisorycommittee/session7/documentation.htm


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