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2011年1月から「医療滞在ビザ」創設

2010年6月に政府が発表した「新成長戦略」において、アジアの富裕層などを対象とした健診、治療の医療および関連サービスを観光とも連携して促進していくとの国家戦略である国際医療交流(外国人患者の受入れ)が掲げられ、その実現のための施策の一つとして、「医療滞在ビザ」を創設することが12月17日に閣議決定されました。外務省は2011年1月から日本の在外公館において、「医療滞在ビザ」の運用を開始します。
 
高度医療から人間ドックまで各種医療サービス等を受けることを目的として,必要に応じ家族や付添も同伴して最大6ヶ月間続けて日本に滞在できるようになります。
 
「新成長戦略」では、「医療滞在ビザ」の設置に加えて、外国人医師・看護師による国内診療を可能とするなどの規制緩和を行うと述べています。また、外国人患者の受入れを行う医療機関の認証制度の創設や、海外プロモーションや医療言語人材の育成などの受入れ推進体制を整備するほか、アジア諸国などの医療機関等との連携に対する支援などを行うとしています。
 
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/22/12/1217_05.html
医療滞在ビザの創設(2010年12月17日)
 
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri06_00010.html
国際医療交流促進のための在留資格の整備等について 
 
http://www.kantei.go.jp/jp/sinseichousenryaku/sinseichou01.pdf

新成長戦略~「元気な日本」復活のシナリオ~

(2010年12月21日 掲載)