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国連「人権教育のための世界プログラム」第一段階、2年間の延長決定

  国連人権理事会は07年9月28日、「人権教育のための世界プログラム」第一段階(2005-2007)の行動計画 の実施 を達成することをめざして、09年まで2年間延長する決議をコンセンサス(総意)で採択しました。「世界プログラム」第一段階は、「人権教育のための国連 10年」(1995-2004)を継承する取り組みとして、小学校および中学校といった初等教育に焦点を絞って設定されたプログラムです。
  決議では、とりわけ人権高等弁務官事務所とユネスコに対して、行動計画を幅広く広報し各国が実施することを促進するとともに、要求があれば技術支援を行う よう要請しています。また、その国に国内人権機関が設立されている場合には、人権教育の実施を支援するよう要請しています。
  決議は、人権高等弁務官事務所に対して、2008年の人権理事会の最終会期にこの決議の実施状況を報告するよう求めています。
  また、人権理事会は、スイスとモロッコが共同提案した「人権教育および訓練に関する宣言」も、コンセンサスで採択しました。
  09年の人権理事会において、08年より活動開始が期待されている諮問委員会(Advisory Committee)から宣言の草案作成に関する報告が行われる予定です。(2007年10月3日)

出所:Human Rights Council Suspends Sixth Session until 10 December 国連人権高等弁務官事務所9月28日付プレスリリース(英語)

(2007年10月02日 掲載)