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UNHCRが2006年の世界の難民の傾向について報告-難民の数が5年ぶりに増加

  国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は2007年6月19日、「2006年グローバル・トレンド[PDF]」を公表し ました。ここ数年、UNHCRは難民の数が減少しているとしてきましたが、今回、2002年以来5年ぶりに難民の数が増加していることが報告され ています。報告によると、難民の数は2006年当初の870万人から年末には990万人と14%の増加となっています。また、難民のほか、国内避難民、帰 還難民や避難民などを含むUNHCRが関心対象とする人の数は、05年末の2100万人から06年末には3290万人と56%の増加になりました。
  報告は、難民の増加の原因をシリアおよびヨルダンに逃れたイラクからの難民の増加と、集計方法の変更としています。イラクからの難民は150万人で、難民 の出身国としては全体の2番目でした。150万のうち、120万人はヨルダンとシリアに逃れています。難民の出身国では、アフガニスタンが1番多く、 210万人と全体の21%を占めていました。一方、受け入れでは、難民全体の4分の1がアフリカに居住している一方、国としてはパキスタンが最大の受け入 れ国で、2番目のイランとともに、難民全体の20%を受け入れています。UNHCRの報告の難民数は、同機関の管轄にある難民しか該当せず、国連パレスチ ナ難民救済事業機関(UNRWA)の支援を受ける約430万人のパレスチナ難民などは含まれません。
  国内避難民に関しては、05年、UNHCRが支援した国内避難民が660万人であったのに対し、06年は1290万人でした。報告によると、増加の原因と して、コロンビア、イラク、レバノン、スリランカ、東ティモールでの新たな避難民の増加と、国連諸機関による人道的支援の対応の変更により、UNHCRの 活動地域が拡大したことなどをあげています。

出所:
・UNHCR 6月19日付プレスリリース "UNHCR Report Says Refugee Population Rises to Almost 10 Million" (英語)
"2006 Global Trends: Refugees, Asylum-Seekers, Returnees, Internally Displaced and Stateless Persons"[PDF] (英語)

参考:UNHCRが世界の難民の状況 に関して報告 ヒューライツ大阪ニュースインブリーフ(2006年4月)


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