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ILOが働く上での平等について報告

  07年5月10日、ILOは「働く上での平等:課題に取り組む」と題した、労働における平等に関するグローバル・レポートを公表[英文]しました。
  ILOは98年に採択された「労働における基本的原則および権利に関するILO宣言とそのフォローアップ」に基づいて、毎年、結社の自由、強制労働、児童 労働の禁止、差別禁止のうちの一つを取りあげ、その問題について世界的な状況や傾向について、報告します。差別禁止に関しては、03年に「働く上での平等 の時」と題したグローバル・レポートが公表されています。
  今回の報告では、多くの国が「同一価値の労働についての男女労働者に対する同一報酬に関する条約(100号条約)」と「雇用および職業についての差別待遇 に関する条約(111号条約)」の締約国にもなり、差別禁止や平等待遇に制度的に取り組まれているにも関わらず、差別が依然として残っていることがあげら れています。働く女性が増え、世界的に労働力の男女差が減少しているにも関わらず、賃金格差が残ることや、管理職や公務員の上級職などに就く女性の割合が 小さいことが指摘されています。また、宗教、障害などに基づく差別や、新たに見られる傾向として、特定の病気にかかる可能性のある遺伝的傾向や不健康と考 えられる生活スタイルなどに基づく差別の例が挙げられています。
  報告では、対策として、一貫した包括的な法制度と、実効的な法律の執行に、さらに積極的な労働市場政策などのような政策をあわせたアプローチを提言してい ます。また、地域的な経済統合や自由貿易協定などの取り決めに、「労働における基本的原則および原理」を含めることも差別の撤廃につながるとしています。

出所:
・ILO5月10日付プレスリリース "New ILO Global Report on Equality at Work 2007 - Despite major progress, workplace discrimination persists and is taking on new forms" (英語)
グローバル・レポート "Equality at Work: Tackling the Challenges" (英語)
・ILO駐日事務所「新聞発表概要」働く上での平等に関するILO新刊:グローバル・レポート2007年版-大きな進展はあるものの、新た な形態を取りつつ依然残る職場内差別

参考:児童労働に関するILOグロー バル・レポート ヒューライツ大阪ニュースインブリーフ (2006年5月)


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