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ネパール国王による非常事態宣言、全権掌握から1年-紛争の激化が懸念される

  ネパールでは2月1日、ギャネンドラ国王による05年2月1日の内閣解任、全権掌握から1年が経過しました。
  1日に行った演説で国王は、過 去1年で国の状況は改善していると述べています。国王によるとマオイスト(ネパール共産党毛沢東主義派)によるテロが減少し、ネパール国民の失望は取り除 かれ、自信と尊厳を回復しているとし、民主化移行については、2007年4月までにすべてのレベルでの選挙を実施するとしています。
  しかしながら、2月8日に国王政府が予定する地方選挙については、ボイコットを表明している主要7政党らは抗議運動を展開し、多数の逮捕者が出ているほか、マオイストは選挙妨害を宣言し、市長候補者を襲撃する事件が発生しています。またマオイストは武力攻勢を強めており、1日には少なくとも20人の治安部隊員が殺害、37人の行政官や警察官が拉致された事件が発生するなど、8日の地方選挙を前に紛争の激化と混乱が懸念されています。

出所:
 Kantipuronline, "Improvement in country's situation in last one year: King Gyanendra"(Feb 1 2006) (英語)
 Kantipuronline, "Shooting of mayoral candidate no minor incident: NHRC"(Jan 31 2006) (英語)
 Kantipuronline, "Palpa clash: 20 security men killed"(Feb 1 2006) (英語)

参考:非常事態宣言下のネパールに対する援助の停止が相次ぐ ヒューライツ大阪・ニュースインブリーフ (2005年2月)


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