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ノルウェー政府が対ネパール開発援助の削減を表明-人権状況の悪化を考慮

  在ネパール・ノルウェー大使は27日、ネパールにおける2月1日の非常事態宣言後の複数政党民主主義、立憲君主制、人権、武力紛争の平和的解決の深刻な後 退を考慮して、2006年の2国間援助の支援額の削減、また同様の理由でメラムチ給水プロジェクトへ予定していた2800万ドルの支援の停止を発表しまし た。しかしながら「(ノルウェーの)開発援助は民主主義と人権の促進に重点を置くため、複数政党民主主義の回復、人権状況の改善、平和的対話の保証につい て具体的な努力がなされるならば、今回の決定を再考することもある」としています。
  2月1日の国王による非常事態宣言とその後の民主主義、人権状況の悪化を受けて、デンマーク(農村開発や森林保護など)、イギリス(軍事支援など)、世銀(貧困削減、教育支援など)なども開発援助の一時停止を表明しています。
  メラムチ給水プロジェクトは、首都カトマンドゥに水を供給するために、カトマンドゥ北東部を流れるメラムチ川から導水トンネルなどを整備する大規模プロ ジェクトで、協調融資で進められています。このプロジェクトの予算総額は4億6400万ドルで、そのうちアジア開発銀行が1億2000万ドル、日本の国際 協力銀行が5200万ドルの融資を決定していますが、今回のノルウェー政府の決定により、もともとの財源不足とあわせてプロジェクトの変更や停止が懸念さ れています。

出所:
 Kantipur Online, 20 July, 2005. (英語)
 Kantipur Online, 21 July, 2005. (英語)
参考:ヒューライツ大阪・ニュースインブリーフ(2005年2月)
 「非常事態宣言下のネパールに対する援助の停止が相次ぐ」


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