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超過滞在のバングラデシュ人8名が、在留特別許可を求めて集団出頭

  東京をベースに、おもにバングラデシュ、パキスタン、イランなどから日本に働きにきている外国人を1987年以来支援活動を続けているNGOのASIAN PEOPLE'S FRIENDSHIP SOCIETY(APFS)によると、日本に超過滞在(オーバーステイ)しているバングラデシュ人男性8人が9月21日、日本で合法的に生活できるための在留特別許可を求め、東京都港区の東京入国管理局に集団で出頭しました。
  「APFS」によると、この8人はこれまで在留特別許可が出された例があまりない単身者ばかりです。8人は86年から90年にかけて来日し、現在は神奈川県や千葉県、茨城県などに住み、建築会社やクリーニング工場、レストランなどで働いています。
  超過滞在であるために出入国管理法違反で全員が即刻収容されるおそれがあったことから、弁護士やAPFSをはじめとする支援者約40名が同入国管理局に同 行しました。結局、入国管理局はその日は収容しないという対応をとりましたが、10月6日に8名に対する違反調査を実施するということで、再出頭を求めま した。その際に収容される可能性も多分にあることから、APFSでは在留特別許可の発給が実現するための支援を呼びかけています。

(2004年09月07日 掲載)