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国際人権ひろば No.94(2010年11月発行号)

号外版:「ジュネーヴ・スタディツアー2010」(9月12日~9月18日)の感想文

ジュネーブ雑感

岡田 仁子
ヒューライツ大阪職員

 まだ人権委員会があった頃、一度会期中に「会議場に入った」ことがある。今回、スタディツアーで、人権委員会のあとを継いでできた人権理事会にも「会議場に入った」。「会議場に入った」というのは、いずれの場合も、もちろん発言する訳でもなく、座って落ち着いて発言者の話を聞いた訳でもないからである。また、委員会でも理事会でも、そのような「入り」方でも気にならないほど、発言中に人が出入りし、歩き回っている。そのような中で、発言者のリストが前方に映し出され、発言時間の経過が示されている。
 反差別国際運動(IMADR)の白根さんのお話を伺う機会があったが、間の悪いことに、白根さんが発言を予定されている日になってしまった。発言の順番がいつになるか、気にされながらのブリーフィングになった。その発言の文案をつくるために、おそらく白根さんは関係者・団体と事前に相当の時間と労力をかけてこられただろう。NGOに認められる発言時間は2分程度だそうである。それだけの作業が込められた発言、あるいは遠くから現地の人権状況を伝えにきた人の発言が、その会議場でつくられる成果に何らか影響していると信じたい。