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自由権規約の第7回日本政府報告審査に先立ちジュネーブでNGOブリーフィング開催(10/10)

 自由権規約(市民的及び政治的権利に関する国際規約)の日本の実施状況に関する第7回政府報告の審査が10月13日と14日にスイス・ジュネーブの国連事務所(パレ・ウイルソン)で開催されます。当初2020年10月に予定されていたのですが、コロナ禍のために延期されていました。
 審査に先立ち、自由権規約委員会は10月10日、18名の委員がNGOなど市民社会組織から直接情報を聞く「NGOブリーフィング」を開催しました。10日から14日に予定されている審査対象国である日程の順番に、あらかじめエントリーしていたNGOが対面あるいはオンラインで、数分間という各団体の持ち時間で声明を発表するという形式で行われました。
 開始予定の現地時間10時30分から遅れて11時10分から始まったブリーフィングは、フィリピンの7団体(対面3、オンライン4)、キルギスの5団体(対面2、オンライン3)のあと日本は12時5分頃から始まりました。21団体が報告する予定でしたが、13団体(対面6、オンライン7)が発表したところで終了予定時刻の午後1時になったことから閉会となり、残りの団体は審査が始まる13日当日の11時から行われることになりました。この時間帯は、当初ハイチの審査が予定されていたのですが、延期となったため、空き時間ができたことによるものです。
 会場内で対面報告した日本のNGOは、「日本弁護士連合会」、「なくそう戸籍と婚外子差別・交流会」などで、オンラインは「人種差別撤廃NGOネットワーク」(ERDネット)、「女たちの戦争と平和資料館」(wam)、「監獄人権センター」(CPR)などでした。

ジュネーブ/藤本伸樹(ヒューライツ大阪)

※NGOブリーフィングは関係者以外非公開ですが、本審査は国連の動画システムを通してライブで視聴することができます。録画も後日掲載されます。
日本審査の時間帯は以下のとおりです
10月13日(木)日本時間22:00-25:00(ジュネーブ時間15:00-18:00)
10月14日(金)日本時間17:00-20:00(ジュネーブ時間10:00-13:00)

<動画リンク>
https://media.un.org/en/webtv
UN Web TV

日本審査のリンク(外務省による同時通訳が提供されるもようです)
https://media.un.org/en/asset/k1k/k1kavs367g?fbclid=IwAR1pXLmwmuKhv_2d59wuRoTH4ia7oQ8b1m2vpnNMKQP4qE2x9yVzLMvXydQ
3925th Meeting, 136th Session, Human Rights Committee (CCPR)

<参照>
外務省のサイト
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kiyaku/index.html
自由権規約(市民的及び政治的権利に関する国際規約)

NGOブリーフィング会場.JPG

国連人権高等弁務官事務所のある建物内の会議室で行われているNGOブリーフィングのもよう(10月10日)

(2022年10月12日 掲載)