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国連安保理で、事務総長特別代表がウクライナにおける性暴力に関して報告(6/6)

 紛争下における性暴力に関する国連事務総長特別代表のプラミラ・パッテン氏は6月6日の安全保障理事会で、メンバー国に対してオンラインでウクライナにおけるロシア軍による性暴力の疑惑が増大している事態に関して報告しました。パッテン特別代表は、5月初旬のウクライナ訪問に言及し、過去10年間に国連で確立されてきた強固な規範的枠組みを通じた紛争下の性暴力予防への願いと、最も脆弱な立場にある人々が直面する現実との間のギャップが、明確に浮かびあがっていると憂慮しました。
 パッテン特別代表は、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の人権監視チームから、6月3日現在でウクライナの様々な都市や地方で女性や少女などに対する124件の紛争関連の性暴力の疑いに関する報告を受けている、と述べました。
 被害者のほとんどは女性や少女である一方、男性や少年も含まれるといいます。それらのケースの検証は現在進行中で、DV、人身取引、ジェンダーに基づく差別に関する全国ホットラインが開設されています。これまでに、レイプ、集団レイプ、レイプ後の妊娠、レイプ未遂、レイプの脅迫や、自分のパートナーや子どもに対する性暴力行為を無理やり見せられたといった、衝撃的な報告が多数寄せられていると述べました。
 そのような状況を受けて、パッテン特別代表は人道支援関係者に対して、性暴力やジェンダーに基づく暴力のサバイバーへの支援を優先するよう要請しました。そして、行動を起こすのに時間がかかりすぎることに対して警告しました。
 また、ウクライナを逃れた約680万人もが直面している保護の課題は前例のないものであり、性的搾取や売春目的の人身取引のリスクの高まりは、紛争の開始以来「驚くほど明白」であると警告しています。

<出典>
https://news.un.org/en/story/2022/06/1119832?utm_source=UN+News+-+Newsletter&utm_campaign=03cdbfca18-EMAIL_CAMPAIGN_2022_06_07_12_02&utm_medium=email&utm_term=0_fdbf1af606-03cdbfca18-105797269
Reports of sexual violence in Ukraine rising fast, Security Council hears
https://www.un.org/press/en/2022/sc14926.doc.htm
Sexual Violence 'Most Hidden Crime' Being Committed against Ukrainians, Civil Society Representative Tells Security Council