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EPAに基づく外国人候補者、看護師国家試験に26人が合格、合格率は7.3%にとどまる

 厚生労働省は3月25日に2014年度の看護師国家試験の結果を公表しましたが、経済連携協定(EPA)で来日したインドネシア、フィリピン、ベトナムからの候補者のうち357人が受験し、合格者は26人だったと発表しました。合格者の内訳はインドネシア人11人、フィリピン人14人、ベトナム人1人でした。合格率は7.3%で、2013年度の10.6%から下がりました。一方、日本人を含めた全体の合格率は90%であったことから、EPA候補者の合格率が低迷しています。
 EPAに基づく外国人候補者は08年度からのインドネシア人、09年度からのフィリピン人に加えて、14年度から受け入れを開始したベトナム人が初めて受験していました。今回も試験時間を1.3倍に延長するとともに問題文の難解な漢字にふりかなをつける特例措置が設けられました。
EPAで受け入れた看護師候補者の国家試験は、2008年度以来7度目で、累計合格者数は154人になりました。
 
<出典> 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10805000-Iseikyoku-Kangoka/0000079086.pdf
第104回看護師国家試験における経済連携協定(EPA)に基づく外国人看護師候補者の合格者について
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10805000-Iseikyoku-Kangoka/0000079084.pdf
経済連携協定(EPA)に基づく外国人看護師候補者の看護師国家試験の結果(過去7年間)
<参考> ヒューライツ大阪
https://www.hurights.or.jp/archives/newsinbrief-ja/section3/2014/03/epa297820143.html
EPAに基づく看護師と介護福祉士の候補者、29人と78人が国試に合格(2014年3月)

(2015年03月26日 掲載)