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ガーナ人死亡事件の国家賠償訴訟、国が控訴(3月31日)

ガーナ人男性のアブバカル・アウドゥ・スラジュさんが2010年に成田空港から強制送還される際に死亡した事件をめぐり、日本人の妻たち遺族が国に損害賠償を求めた裁判で、東京地裁が2014年3月19日に入管職員の違法な制圧行為が原因で窒息死したと認め約500万円の支払いを命じた判決に対して、国は3月31日に控訴しました。
 それに対して、スラジュさんの妻および裁判を支援している市民団体のASIAN PEOPLE’S FRIENDSHIP SOCIETY(APFS)が4月1日、控訴への抗議声明を発表しました。
 東京地裁判決を受けて、国に対して控訴しないよう求めて同団体が署名を提出したり、研究者による共同声明、国会議員の一部による要請などが行われていました。
 
<参照>
https://www.hurights.or.jp/archives/newsinbrief-ja/section3/2014/03/319.html
強制送還中に死亡したガーナ人-東京地裁が国に賠償命じる(3月19日)
<出典>
http://apfs.jp/
ASIAN PEOPLES FRIENDSHIP SOCIETYAPFS

(2014年04月03日 掲載)