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EPA介護福祉士候補者128人が合格、大阪で合格報告会(4月8日)

合格率は40
 厚生労働省が2013年3月28日に介護福祉士の国家試験の結果を発表しましたが、経済連携協定(EPA)に基づきインドネシアとフィリピンから来日した候補者のうち322人が受験し、128人(インドネシア86人、フィリピン42人)が合格しました。
今回受験したのは、1. 08年にインドネシアから第1陣として来日し、前年不合格だったものの一定の点数を確保していた候補者、2. 09年度に来日したインドネシアからの第2陣とフィリピンからの第1陣の候補者。
合格率は約40%で、前年の38%より少し向上しました。一方、日本人をはじめとする全受験者136,375人のうち合格者は87,797人で、合格率は64%でした。今回の試験では、EPA候補者には受験時間を1.5倍に延長するとともに、すべての漢字に振り仮名をつけた問題用紙を通常の問題用紙と併せて配布するといった配慮が行われたものの開きがありました。
N.T.トータルケア、EPA看護師・介護福祉士国家試験の合格報告会
 外国人介護士などの育成を推進しているN.T.トータルケア(株)(本社:大阪)は、EPA候補者を対象に国家試験受験講座を設けていますが、受講者9人のうち6人(フィリピン4人、インドネシア2人)の合格者を輩出しました。同社では4月8日、大阪、奈良、名古屋から講座に通ってきていた合格者6人と系列教育機関の卒業生で看護師国家試験に同じく13年3月に合格した1人が、受け入れている各施設の責任者とともに、受験にまつわる苦労話や合格の喜びを語り合う合格報告会を開催し、約25名が集まりました。
 神戸市のカネディアンヒル介護老人保健施設で働くクリスティン・ガルシアさん(フィリピン)は、職場のスタッフや講座での支援に感謝の言葉を述べるとともに、「2年半の間、休日でも大阪に通って勉強しました。施設でも働きながら勉強していました」と合格までの努力を語りました。仕事疲れや、家族と離れた異国での寂しさと闘いながら、受験に照準をあわせたモチベーションを維持することの難しさ、および周囲の支援の重要性や有難みに関して、関係者は異口同音に語りました。
 インドネシア人候補者2人の合格者を出すとともに、日本国内の介護福祉士養成施設(専門学校)で学んで資格を取得した「就学コース」の修了者3人を受け入れた奈良東病院の事務長の岡田智幸さんは「約1,200人の日本人スタッフが勤務する奈良東病院グループとして、今回はじめて外国人の介護福祉士という有資格者5名を受け入れるようになりました。これからも引き続き、外国人介護士を受け入れてきたいと考えていますが、どのような労働・住環境で受け入れていくのか、これから就業規則を整理していくつもりです。たとえば、帰省に際しては日本人よりも日数を要するわけです。日本人とのバランスを考えながら考えていきたいです」と述べました。
 さらに岡田さんは、「彼女たちが今後日本で働き続けていくうえで、私たちの施設だけで、またはEPAという制度の枠内のみで解決できる問題だけではなく、これからの日本の移民政策として問われてくる課題がたくさんあると思います」と話しています。
 
報告会の集合写真(トリミング).jpg
<参考>
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ycsb.html
第25回介護福祉士国家試験にEPA介護福祉士候補者128名が合格しました(厚生労働省)
http://nt-totalcare.com/ (N.T.トータルケア)
https://www.hurights.or.jp/archives/newsinbrief-ja/section3/2013/03/epa30.html
EPAに基づくインドネシアとフィリピンからの看護師候補者、30名が国家試験に合格(ヒューライツ大阪)

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