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びわこプラス5の採択

  国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)は、1993年-2002年の第1次アジア太平洋障害者の10年に続いて、2003年-2012年を第2次 10年と宣言し、この10年において、障害をもつ人のためのインクルーシブでバリア・フリーな、権利ベースの社会とするため政策や、優先分野などを示したびわこミレニアム・フレームワーク(BMF)を採択しています。2002年に大津市で採択された、BMFは、あ らゆる法律、政策、計画などに障害者問題を取りこむ、ミレニアム目標を達成する取り組みの中に障害者を含めるなどの政策や原則のほか、障害者の自助団体、 親・家族の団体、女性障害者、早期発見・対応、教育、雇用などの優先分野とそれぞれについて、重要な課題、目標やその目標を達成するための行動があげられ ています。また、目標達成のために、国内行動計画の策定、障害に関する権利ベースのアプローチの促進、計画のための統計、予防、リハビリテーションやエン パワーメントのための共同体ベースのアプローチの強化の4つの分野における戦略をあげていました。
  07年は第2次10年の中間年にあたり、9月、バンコクでハイレベル政府間会合が開催され、21日に、5年間を振り返り、状況の変化や新たな課題を考慮し た、びわこプラス5を採択しました。新しい文書は、BMFの優先分野において目標達成のための行動を追加、4つの戦略を、権利ベース・アプローチの強 化、政策策定及び実施のための効果的なメカニズムの強化、データおよび他の情報の質・量の向上、あらゆる障害者を含むインクルーシブな開発の促進、共同体 ベース・アプローチの強化の5つに再編しています。
  また、第2次10年が終了する2012年にアジア・太平洋、サブ・リージョン、国内レベルでBMFとびわこプラス5のレビューを行うよう求めています。

出所:
・国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP) Disability Programme (英語)
びわこミレニアム・フレームワーク(内閣府)

(2007年10月05日 掲載)