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国連総会が子ども特別総会 子どもにふさわしい世界のフォローアップ を開催

  12月11-13日、国連総会は、2002年に開催された国連子ども特別総会 子どもにふさわしい世界 のフォローアップのための特別会合を開催し、2002年に採択された宣言と行動計画を再確認しました。
  2002年の特別総会では、各国政府代表だけでなく、子どもの代表も参加し、子どもの最善の利益、すべての子どもへのケア、教育、戦争、搾取などからの保護、子どもの参加確保などを原則とした宣言と、目標や戦略を含む行動計画を採択していました。
  10日にはユニセフが子どものための前進:子どもにふさわしい世界の統計的評価を公表し、2006年5歳未満の子どもの死亡率が初めて1000万人を割ったほか、初等教育の就学年齢で学校に行っていない子どもの数が20%減少したこと、また、世界の三分の二で初等教育の男女格差がなくなっていることなど前進がみられたとしています。一方、まだ1.43億人の5歳未満の子どもが栄養不良で、その半分以上は南アジアの子どもであること、毎年50万人の女性が妊娠・出産中に亡くなり、その半分はサハラ以南のアフリカで起こること、安全な水へのアクセスなど基本的な衛生設備などの不足により、毎年150万人の子どもが亡くなっていることなど、まだ課題が多いことも指摘されています。
  また、総会に提出された事務総長報告(A/62/259)にも、子どもの健康、教育、安全などの面での前進がみられる一方、まだ25万人以上の子どもが兵士とされていることや、多くの子どもが強制労働に従事しているなどまだ目標に向けて課題が残ることがあげられています。またその課題の多くが貧富、民族や男女の格差や差別に基づいていることも指摘しています。
  総会は14日、子どもにふさわしい世界 の宣言および行動計画を完全に実施する約束を再確認する宣言(A/62/L.31)を採択しました。この会合に先立って開催されていた子どもフォーラムの代表は、各国政府代表に、約束を守るよう呼びかけ、今回が行動をとるよう警告する最後の機会であり、子どもの最善の利益を最優先事項とするよう呼びかけました。(2007年12月19日)

出所:
・国連総会12月13日付プレスリリース "General Assembly Urges Stepped up Effort to Meet 'World Fit for Children' Pledges, as High-level Review of 2002 Special session Concludes at Headquarters" (GA/10675) (英語)
"Progress for Children: A World Fit for Children Statistical Review" (UNICEF) (英語)
"Follow-up to the Special Session of the General Assembly on Children: Report of the Secretary-General" (英語)

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