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韓国:多文化家族の支援のための各自治体の政策が本格的に

  韓国では、国際結婚をして韓国に暮らす夫婦がここ数年急増しています。2005年末現在、国際結婚の件数はソウル市が1万4804件で一番多く、婚姻総数に対する比率では韓国南西部の全羅南道(チョルラナムド)が一番高く、道内の婚姻総数の2割近くになります。全般的に、過疎化が進んでいる農漁村地域でアジア出身の女性と国際結婚をする比率が高くなっています。そうした「多文化家族」では妻や子どもたちの多くが悩みを抱えているという実態が指摘され、すでに各地の市民団体が相談事業やサポートをしていますが、各地の自治体においても本格的に多文化家族の支援策を打ち出しています。
  その一つとして忠清南道(チュンチョンナムド)庁では、2006年度から「結婚移民者家族支援センター」を道内で2ヶ所新設し、多文化家族が安心して地域に定着できるよう、韓国語や文化の学習支援、子どもの教育、家族関係の相談事業など総合的な支援事業を進めることにしました。忠清南道では、国際結婚によって地域に暮らす女性が、2005年末で1,514名いますが、その内訳は中国589名、ベトナム347名、フィリピン255名、日本144名と続きます。その7割近くが農漁村でくらしています。
  韓国国家人権委員会は、4月13日付で2006年の人権状況実態調査の重要課題を発表しましたが、その一つとして、「結婚移民家庭」の子どもの人権状況実態調査を挙げました。韓国も日本と同様、多様な文化を持つ人たちに開かれた社会を創造することが急がれる課題となっています。

出所:
忠清南道庁の報道資料 (韓国語)
韓国国家人権委員会 (韓国語)

参考:
中央日報の記事 (韓国語)

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