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「人権研修のためのセミナー~効果ある企業内人権教育のために~」を開催しました(3月8日・大阪)

 ヒューライツ大阪は3月8日、「人権研修のためのセミナー~効果ある企業内人権教育のために~」を、大阪で開催しました。
 企業関係者など13名の参加があったセミナーでは、前半に白石前所長が「人権研修の現在と未来を考える」と題して、世界人権宣言など人権の基本もおさえた上で、自身の長年の講師経験からの知見を織りまぜながら、人権研修は企業にとって欠かせないものであること、企業価値を高める人権研修が大切であること、研修が効果的かどうかは研修の企画次第であること、などを語りました。
 後半の「ワークショップ:効果ある人権研修を創る」では、松岡特任研究員が、これまでの人権研修の問題点や課題を整理し、「人を大切に―人権から考えるCSRガイドブック」の「活用の手引き」を紹介したあと、4グループに分かれて、あるべき効果的な人権研修を企画するグループワークを行いました。

【アンケートから】

  • 「他社の人権研修の取り組みが聞けてよかった。」
  • 「研修プログラムの作成が今後の自社の研修に役立ちます。」
  • 「ビジネスと人権の考え方をどのように社内に伝えるか、の話が大変興味深かったです。」
  • 「経験者が今後も続けて実施する場合の手法等を教えていただければさらによかったと思います。」
  • 「「仕事」の要素に人権を位置づけるという点は“落ち”ました。」
  • 「国際的な人権スタンダードについて、さらに勉強していきたいと思います。」
  • 「人権研修のとらえ方は10~20年前と比べると随分変わっています。もっと前むきに考える企業が増えています。」
  • 「効果測定の手法についても学びたかった。」
  • 「多種多様な業界があるのでイメージしにくいところも多かった。」
  • 「ワークショップの時間が足りなかった。」

セミナーのようす

【関連リンク】

「人を大切に―人権から考えるCSRガイドブック(第三版)」についてはこちらをご覧ください。
https://www.hurights.or.jp/japan/aside/business-and-human-rights/2016/12/csr-2.html

ガイドブックの「活用の手引き」についてはこちらからPDF版をダウンロードできます。
https://www.hurights.or.jp/japan/aside/business-and-human-rights/csr.html