MENU

ヒューライツ大阪は
国際人権情報の
交流ハブをめざします

「リビングライブラリー ひとを読む、おもいを味わう」を開催しました(7月23日)

 2016年7月23日、「リビングライブラリー ひとを読む、おもいを味わう」をとよなか国際交流センターで開催しました。この企画は7月9日に開催した「高校生のためのリビングライブラリー」との連続イベントで、ヒューライツ大阪と大阪大学未来共生イノベーター博士課程プログラムが共催し、同プログラム大学院生4名が企画、とよなか男女共同参画推進センターの協賛しました。今回は、人を「本」に見立てて対話をするという一般的なリビングライブラリーの手法に加え、「本」と「読者」が一緒に料理を作り、味わうという新たな試みを行いました。「本」となったのは大学院生4人と、講師としてお招きした土井いつきさん(京都府立高校教員、セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク副代表)でした。

ブックリストとメニュー

◆土肥いつき『ありのままのわたしを生きる』
 《メニュー》お好み焼き       
◆岩根あずさ『お故郷/お国はどこですか』
 《メニュー》チラシ寿司とグラーニーのお味噌汁
◆梶田智香『難民 in Japanの話』
 《メニュー》生春巻きとサンドイッチ
◆金夏琳『みんなと違うことは素敵?しんどい?』
 《メニュー》チャプチェとヤクシク
◆横木那美『お母さんの話』
 《メニュー》柚子胡椒つくねと人参サラダ
 
ウェブ用1.jpg

 

 参加者は高校生や大学生から社会人まで多様な人たちでした。傾聴と対話に加えて、それぞれの「本」の思い入れのある料理をともに作り食べることによって、初対面の「本」と参加者がぐっと距離を縮め、より円滑に対話を行うことができました。また、人権問題をより身近に感じられたという感想を多くいただきました。セクシャルマイノリティーや外国につながる人や子どもたち、難民、ジェンダー、シングルマザーの話など一見難しく思えるトピックの「本」の語りを、思いの詰まった料理と共に味わう貴重な機会となりました。

ウェブ用2.jpg

ウェブ用3.jpg