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ヒューライツ大阪は
国際人権情報の
交流ハブをめざします

「ワン・ワールド・フェスティバル」に参加&セミナーを開催しました(2月7日~8日)

 2015年2月7日(土)と8日(日)に「ワン・ワールド・フェスティバル」が開催されました。このフェスティバルは、関西を中心に国際協力に携わっているNGOをはじめ、国際機関、政府機関、教育機関、企業などが協力して毎年大阪で開いている国際協力のお祭りです。今回は、関テレ扇町スクエア、北区民センター、扇町公園へと会場を一新して開催されました。2日間の来場者数は1日目14,000人、2日目12,000人で合計26,000人と昨年の17,000人を上回りました。
 期間中、173の団体がブースによる活動紹介や民族料理を提供したり、セミナーや講演、上映会など60のプログラムを実施しました。延べ約400人のボランティアが運営を支えました。
 ヒューライツ大阪は、例年同様に「ワン・ワールド・フェスティバル実行委員会」のメンバー団体として準備段階から参加し、活動紹介のブースを出展しました。

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セミナー「外国につながりのある子どもたちの『居場所』づくり」を企画

 「ワン・ワールド・フェスティバル」において、ヒューライツ大阪は関西国際交流団体協議会と「おおさかこども多文化センター」との共同企画で、8日の午後に会場内で「外国につながりのある子どもたちの『居場所』づくり」というセミナーを開催しました。
 愛知県豊田市で活動する(特活)トルシーダの代表の伊東浄江さんが「不就学の子どもの日本語教室、出口としての就労支援」、(特活)関西国際交流団体協議会の松本彩さんが大阪市中央区の「NPO・地域の連携による放課後学習支援教室『Minamiこども教室』」、東大阪市で学習支援活動をしている中学教員の安野勝美さんが「ジャパニーズ・フィリピノ・チルドレン(JFC)を取り巻く問題と支援」に関して、それぞれの取り組みの報告と課題について話しました。

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 関西地方だけでなく、静岡県、愛知県、香川県などから実際に外国につながりのある子どもの支援に携わる人たちも参加して、各地の経験交流を行うことができました。「ワン・ワールド・フェスティバル」のプログラムの一環であることから、会場でセミナーを知って参加した人も多かったもようです。定員60名に対して、110名の人が集まり、座席や資料などが不足することとなりました。